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【徹底比較】よく似たテント、どこをどう見て、どう選ぶ?達人キャンパーに聞いたギア選びのコツ

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達人比較 新しいテントを買うとき、どこを見て、どう選べばいいのか─。「大きさ」「機能」「見た目」「価格」。気にすることはたくさんあります。そこで、数多くのテントを所有するキャンプの達人が、ホールアースの新作テント「アースドーム240SC」と「アースハーフクーヘンSC」を徹底比較!何を見ながらテントを選んでいるのか、ギア選びの極意を教えてもらいました。

経験者ほど、どんどん難しくなるテント選び

キャンプをするほどに出るこだわり

テント見るキャンプに不可欠なギアがテント。キャンプをすればするほど、選ぶのが難しくなるものでもあります。その理由は「テントに求めるこだわりが増えるから」。「広いものがいい」「涼しいものがいい」「おしゃれなものがいい」。色々なこだわりが生まれ、テント選びはさらに難しくなりますが、その悩む時間もまた、経験者にとっては至福のときだったりします。## あらゆるスタイルに対応して、ギアを集める

ギア開発を手掛けるリョウセイさんに聞いた!

達人Instagramで1万人を超えるフォロワーがいるリョウセイさん。キャンプ歴7年のベテランキャンパーです。業務用家電メーカーに勤め、趣味が高じて現在はクーラーボックスの開発を企画するほど。そこでまずは、失敗しないギアの選び方のコツをお聞きしました。

──リョウセイさんは、キャンプにどのようなこだわりがあるのでしょうか。

リョウセイ:1つのキャンプスタイルに縛られずにキャンプをやっています。1つのスタイルを極める人もいますが、私のスタイルは例えるなら、陸上の十種競技みたいなもの。別に競っているわけではないですけど、オートキャンプ、野営、ハンモックなど、いろんなキャンプスタイルを高いレベルでやりたいと思っています。

──なるほど、それではかなり多くのギアが必要ですね…!

リョウセイ:そうなんですよね(笑)。

──数多くのギアを持つリョウセイさんですが、ギアを選ぶときのこだわりはありますか?

リョウセイ:ギアは基本的に自然になじむナチュラルな色味のものが好きです。できるだけ飽きの来ないデザインで長く使えるものがいいと思っています。## リョウセイさんのこだわりギア

キャンプ場で気楽にコーヒーを楽しむために

コーヒー──今回は実際にお気に入りのギアをお持ちいただきましたが、こだわりのポイントを教えてください。

リョウセイ:最初に紹介するのは、ケメックスのコーヒーメーカーです。名前までは分かりませんが、海外の登山家が山で使っている映像を見て、かっこいいなと一目惚れして買いました。このコーヒーメーカーはキャンプ用と家用でサイズ違いで2つ持っています。キャンプ用は一番小さく、コーヒー1〜2杯のサイズです。
ギア紹介──確かに、コーヒーメーカーでは定番の商品だし、長持ちしそう!デザインも素敵です。

リョウセイ:私ももうずいぶん長く使っていますね。最近は周りの人でも使っている人が増えてきたので、オリジナルのカスタムをしました。コーヒーメーカーのくびれ部分に巻いてある革ひもに鹿の角をくくりつけています。これで、より愛着が湧いて、まだまだ使いたいと思えます。僕はキャンプであんまり料理をしないので、コーヒーとかお酒だけでも…、と思って、少しこだわっています。### キャンプを始めてから使い続けられるランタンの名品

ランタンリョウセイ:これは超定番のフュアーハンドランタンです。私がキャンプを始めて、最初に買いました。灯油でも使え、ランニングコストも安いです。使えば使うほど味が出てくるのもいいですね。 ランタン──キャンプのランタンといえばこれ!といってもいいほど、長く愛されてきた商品ですね。

リョウセイ:私のフュアハンドは、グローブ(ほや)をカスタムしていて、山形と東京・目黒にお店を構える人気アウトドアショップ「ディセンバー」のオリジナル商品に交換しています。ケメックスのコーヒーメーカーもそうですが、少し手を加えるだけで、より愛着が持てるようになります。## よく似た2つのテントを比較!達人はどう見る?

比較するホールアースの新作テント2つ

テント──今回は、多くのギアを見て、触れてきたリョウセイさんに見てほしいテントがあります。コスパと機能性を両立させた人気アウトドアメーカー「ホールアース」の新作テント2つです!

リョウセイ:新作ですか!ドームテントとトンネルテントですね。2張とも同じブラウンカラーで、私も好きな色です。

──このテント2張のポイントをじっくり見ていただき、最終的に買うならどっちを選ぶのか、決めていただきます。

リョウセイ:わかりました!新作テントを見られる機会なんてあまりないので、楽しみです。### 虫を寄せ付けない特殊機能「スコーロン(R)」

スコーロン──見てお分かりかもしれませんが、この2つのテントの生地には、虫を寄せつけない特殊加工を施した防虫素材「スコーロン(R)」が使用されています。

リョウセイ:防虫素材ですか!それはいいですね。特に女性は虫を理由にキャンプを嫌がることがありますから、うれしい機能ですよね。虫が嫌いでなくても、誰だってアブとかブユに刺されるのは嫌ですよね。安全にキャンプを楽しむには、とてもいい機能だと思います。### 冬キャンプでも安心のスカート付き

スカートリョウセイ:テントはどちらもテントの下部にスカートが付いていて、冬キャンプでも冷気の侵入を防げますね。これがあるだけで、全然寒さが変わります。やはり、せっかくテントを買うなら、1張で1年中使えるのがいいと思います。私のように、用途ごとに別のテントをそろえるのは大変ですからね(笑)。## ドーム型の2〜3人用テント「アースドーム240SC」

アースドーム──次はそれぞれのテント特徴を見てもらいます。まずは「アースドーム240SC」から。こちらは2〜3人用のドームテントです。

リョウセイ:各テントメーカーが1つは出しているような定番のドームテントですね。でもこのテントは、ツールームとまではいきませんが、リビングとなる前室が一般的なドームテントより広めですね。入り口のパネルを跳ね上げればキャノピー(ひさし)にもなり、タープいらず。ドアも3方向にあって、出入りもしやすいのは意外とうれしいポイントです。### たくさんの窓で通気性抜群

アースドーム換気リョウセイ:窓が多いのが印象的なテントですね。インナーテントにも窓があり、その場所に合わせてフライシートも開放でき、通気性も良さそう。このフライシートの生地裏のシルバーコーティングで遮熱性を高めているのでしょう。暑さ、寒さを遮断できるので、オールシーズン楽しみたいキャンパーにはうれしい機能です。

防虫素材に、風通しをよくする窓とベンチレーション、遮熱性も高いフライシートが、特に夏のキャンプを快適にしてくれそうです。### 天井が高く、インナーテント広々

インナー広いリョウセイ:このテント2〜3人用でしたっけ?天井が高い!

──確かに、リョウセイさんが立っても全然大丈夫ですね。

リョウセイ:2〜3人用のドームテントで、大人の男性が立っても頭が天井に当たらないなんて、珍しいと思います。この天井の高さは、かなりいいですね!夏の季節を快適に過ごせるドームテントはこちら!

アースドーム240SCを見る

トンネル型の2〜3人用ツールームテント「アースハーフクーヘンSC」

ハーフクーヘン──次は、2〜3人用のツールームテント「アースハーフクーヘンSC」です。インナーテントの広さは235×235cm。先ほどのアースドームSC(240×240cm)と比較して、気持ち小さいくらいです。

リョウセイ:設営がかなり簡単でしたね。トンネルテントはおしなべて簡単ですが、このテントは全部のポールの長さが同じなので、ポールを通す穴を気にしないでいいので、わかりやすかったです。### リョウセイさんはハーフクーヘンをチョイス

ハーフクーヘンリョウセイ:結論から言うと、この2つだったら、アースハーフクーヘンSCのテントを選びます。最近こんな感じのテントが欲しいなと思っていたところでした。

──早い!(笑)。選んだ決め手を教えてください。

リョウセイ:アースドーム240SCは通気性や遮熱、天井の高さも申し分ありません。ですがやはり、設営のしやすさに加え、前室の形状の違いが一番ですね。### 広々とした前室と汎用性の高さ

アースハーフクーヘンを正面から見た画像──確かに、アースハーフクーヘンSCのほうが前室を広くとれますね。

リョウセイ:こちらのテントはツールームテントで、前室がより広く、そこだけで調理や食事をしながらくつろげます。アースドームだと2人くらいが限界かと思いますが、アースハーフクーヘンだと、4人まではギリギリ使えそう。テントと別にタープを立てる必要もありません。3方向にドアがあり、開放感はタープに負けず劣らず。雨のときはドアを締め切れば雨の吹き込みも心配無用。このままでも十分な広さがありますが、さらに入り口のパネルを立ち上げればキャノピー(ひさし)になり、より多様な使い方ができます。

──なるほど、タープの設営が不要なのは、設営の時間も節約できてうれしいですね。

リョウセイ:しかも、このテントはインナーテントが吊り下げ式なので、外してしまえば、シェルターとして使えるのも便利です。やはり、1張を選ぶなら、ツールームテント兼シェルターなど、汎用的なテントがいいと思います。リョウセイさんが選んだテントはこちら

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