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キャンプ道具があれば本当に安心!?今一度見直したい災害時の備蓄【東日本大震災から10年】

東日本大震災から10年。その後も国内各地で地震や台風の被害は頻発し、他人事ではありません。レジャーとして人気のキャンプですが、被災時に「外で過ごす」という訓練になる側面も。キャンプに欠かせないテントや寝袋、ランタンなどのアイテムは、被災時に自分や家族の命を救う道具にもなります。被災時に実績のあるアイテムを見ながら、防災の観点でアウトドア用品を見直してみてはいかがでしょうか。

レジャーのためだけじゃない。キャンプの準備が命を救う。

自宅にいられないほどの災害との遭遇

防災備蓄出典:PIXTA

毎年のように発生している地震や台風などの被害。ニュース映像を見ていて他人事と思っていても、「まさか自分が被災するとは…」と突然にやってくるのが自然災害です。起こらないに越したことはありませんが、日本にいる限り、都市部でも地方でも誰しも被災する可能性はあります。### 何を持って避難するのか

自宅からの避難を余儀なくされるとき、大事なことは何を持って避難するか。持ち歩きやすいように作られているキャンプギアは、レジャーだけでなく、防災用品としても大きな意味を持ち、災害時に見直されています。ただ、近年はキャンプギアで豪華に飾るオートキャンプが人気ですが、「被災時に持ち歩ける」という携行性の観点で、アイテムを選ぶことが重要になってきます。## もしものために持っておきたい10キャンプギア

ここでは、災害備蓄として有効なキャンプギアを10アイテムセレクトして紹介します。### 避難所で体調を崩さないための睡眠環境

ライフラインが復活していない災害直後の一次避難。避難所にすぐ入れない場合のため、外で過ごすことを想定した準備が必要。特に気温が低い時期に体調を悪化させることは、医療環境が整っていない災害時には致命的です。そこで安全、快適に就寝できる環境の確保が必要となります。## スマートフォンも今はライフライン

スマホの充電切れ=ライフラインの喪失

災害時、連絡手段であるスマートフォンの充電は、生存を左右する大きな鍵。東日本大震災以降、災害時のネットインフラの強さが証明されており、安否の迅速な確認につながっています。

逆にいうと、多くの人がスマートフォンに生活を依存している今、災害時の充電切れはすなわち、被災状況の把握だけでなく、避難や支援物資の情報など、社会の情報を遮断されることにつながります。それだけに、スマホのバッテリーの残量と電源の確保は日頃から意識しておきたいところです。### キャンプでも避難時に大事な「明かり」

生活に必要な水の確保

水も自分で準備できる

水の確保は、何よりも重要な事柄でありながら、何も持っていない状況であればライフラインの復活を待つしかありません。しかし水も自分で準備が可能。飲水のペットボトルを貯めておくのではなく、自然の水を飲める状態にして保管することで、災害時の水問題を解決できます。## 災害時だからこそ、食へのこだわりを

食料の備えも3日分は用意

地震後のコンビニ水が用意できれば、次は食料の準備。災害時の備えとして、これだけあれば安心ということはありませんが、支援がくるめやすとされる3日間は過ごせる食料を準備しておくのが理想です。### 「いざ」というときのために多めの備蓄を

最近は味も向上

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