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【両チーム記者会見/F1町田 vs 立川・府中】現役引退を表明した上福元俊哉&渡邉知晃のゴールが逆転のきっかけに!

2月20日(土)、Fリーグ2020-2021 ディビジョン1のペスカドーラ町田と立川・府中アスレティックFCによる試合が駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で行われ、立川・府中が4-2で勝利。試合後、両チームの監督がコメントしました。

■この試合のハイライトはこちら(ABEMAビデオ)

ベンチでの指示、コーチングは自分がシーズン通して続けていた

谷本俊介監督代行(立川・府中アスレティックFC)

──今シーズンを振り返って。

トップチームの強化の責任者として今シーズン、予想できない状況でもこうして試合を開催できて、観客に来ていただいて直接見ていただく機会はなかなかありませんでしたが、ABEMAやSNSを通じていただいたコメントを見て自分たちがなんのためにフットサルをしているのか実感できたのでそれはそれで前向きに捉えられる良い状況だったのかなと思います。

我々としては予想外な形で試合が延期になってしまい、楽しみにしてくださっていた方には改めてこの場を借りてお詫び申し上げたいです。体調管理などのケアをしっかり行い、その上でベストパフォーマンスを出せるようなコンディションを整えていくことが我々の務め。選手たちは難しい状況の中でも前向きに戦ってくれて、勝利を得られたことは今シーズン、チームが頑張ってきた証なのかなと感じました。

──今日は急きょ、監督としてチームを率いることになりました。どういうプラン、準備で試合に入ったのでしょうか。

昨日、試合がある予定でしたが一昨日、監督が体調を崩し、その時点で陰性だったとしても週末の試合には帯同できないので、2日前には監督代行を務めることが決まっていました。今シーズンの途中から監督と役割分担をしていました。基本的に、監督がベンチの采配する。トレーニングや戦術的な決定はテクニカルダイレクターである私が務めていました。試合のときのベンチでの指示、コーチングは自分がシーズン通して続けていたので、特に遜色なくできたので今回プラスアルファになったのは采配の部分。

ですが僕自身、2年前に監督をやっていたのでほとんどの選手の特徴は十分わかっています。なので采配に関してはこのために特別なにかを変えたということはなく、むしろ今まで監督が采配していた意向を汲み取りながら今日の試合に対してベストなパフォーマンスを出せるよう自分なりに考えてやりました。

その中でどんな戦略を取ったかと言いますと、ゴレイロを除いてベンチ入りさせた選手をフル活用すること。12名のFPをいろいろな形で組み褪せて試合を進めました。それについては、チームの一体感をより一層出すため。あとは、昨日の練習は自粛しなければいけず、今日はナイターだったのでほぼ丸2日動かなかった。なので第1ピリオドが示していたように最初の動きが鈍くなってしまいましたし、偏った選手器用だと第2ピリオド動けなくなることが予測できたので、選手を存分に使ったことがポイントです。

あとは前からのプレッシングでしっかりと相手の攻撃を前進させないこと。攻撃に関しては相手の前からのプレスをいなすために相手の背後をうまく取るために意図を持った攻撃をしました。第1ピリオドは動きの部分で精彩を欠いて相手にリードされましたけど、第2ピリオドうまくできたことがこういう結果につながったと思います。

失敗から学び、いかにミスを起こさないか

ルイス・ベルナット監督(ペスカドーラ町田)

──試合を振り返って。

後半に入ってうまく試合の流れがもっていかなかったことで悲しい気持ちです。前回対戦でも第2ピリオド追いつかれましたが、今回も似たような形で同点にされ逆転されてしまいました。良いシーズンのスターを切れた中、敗北からうまく進めなかったことを残念に思います。立川・府中は一つひとつの勢いがあり素晴らしいゲーム展開で良かったと思います。

──逆転負けてしまい内容が悪いとのことでした。若い選手が多いことで勝っていてもリードを守りきれないのでしょうか。

先ほども話しましたが1年間通していい立ち上がりの試合はたくさんありますが、試合のリズムをどうコントロールするかが第2ピリオドは目立ちました。集中力に欠けた部分が今後の課題と若い選手にも伝えました。

15日前のフウガドールすみだ戦では試合の中での集中力はとても良くいい判断ができていましたが、立川・府中アスレティックFCとの2連戦の中、第1ピリオド勝っている中、第2ピリオドに巻き返されてしまうことがありました。相手の試合運びを自分たちでコントロールできなかった力不足さは今後補っていかないといけませんし、若い選手はこれを教訓として次に繋げてほしいと思います。

若い選手には常々話していますが、失敗は必ず起きてしまいます。その失敗から学び、いかにミスを起こさないかを常に考えることが必要です。ミスを恐れるのではなくいミスから学び、いかにチャレンジしていけるかを常に考える必要があります。次に繋げていけるかと選手には強く言い聞かせています。うまくいかない部分をれから先の全日本フットサル選手権、これからのシーズンに向けて成長を期待して積み重ねていきたいです。

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