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上田綺世、日本代表のエースに名乗りを上げるチャンス到来、コロンビア戦で代表初ゴールを目指す

写真:上田綺世(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
これまでA代表キャップ数「13」に対してゴール数「0」という結果となっているのが、上田綺世だ。

この数字を踏まえれば、1トップのスタメンは厳しいと言える。

しかし、その実力は間違いなく日本代表FWの中でも頭1つ抜けている。

3月28日に行われるコロンビア戦ではスタメンの可能性が高く、ここで結果を残せれば一気にエースとなることができるだろう。

ウルグアイ戦では浅野が低評価、上田にチャンス到来

新生日本代表の初陣となったウルグアイ戦では、上田のスタメンを望む声が大きかったが、実際は浅野拓磨が1トップのスタメンを務めた。

しかし、三笘のドリブルのコースに入ってしまったり、シュートを枠に飛ばすことができなかったりと、そのプレーはかなり低調だった。

もう1人のスタメン候補であるセルティックの前田大然は、怪我の影響により代表から離脱している。

FWで言えば町野修斗もいるが、コロンビア戦ではかなり高い確率で上田がスタメン出場することになるだろう。

絶対的なエースがいない現在の日本代表において、上田がその1番手に名乗りを挙げる絶好のチャンスだと言える。

圧倒的なシュート力、そして動き出しの質の高さなど実力的にはすでにエース級

26日の練習終了後、GKの大迫敬介は「シュートの上手い選手は誰?」という問いに対して上田の名前を即答していた。

確かに、A代表のシュート練習を観ていると、上田のシュートだけボールを蹴る音も、その威力も他の選手とは違うレベルとなっている。

腰をしっかりとひねりながらシュートが打てるため、ニアサイドでもファーサイドでも強烈なシュートが打てる。

さらに、ヘディングシュートも上手く、シュート前の動き出しも抜群だ。

なぜA代表の試合に13試合も出場して無得点なのかが不思議なレベルなのだ。

実際に、ベルギーリーグでは14得点を記録しており、得点ランキングで4位タイとなっている。

A代表ではこれまで、連続してスタメン出場したことがないため、今後3~4試合連続してスタメン起用してみるべきではないか。

じっくりとプレーできる環境を作れば、間違いなく結果を出すことができることだろう。

上田としては、まずは足掛かりに28日のコロンビア戦で初得点を奪いたいところだ。

久保建英や三笘薫、伊東純也との共闘に期待しよう。

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