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“隔離明け”初戦の原英莉花は「吹っ切れて」3打差発進 師匠ジャンボは乗り移るか | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 永峰咲希 -6 2 田辺ひかり -5 3 藤田さいき -4 申ジエ -4 吉本ひかる -4 淺井咲希 -4 稲見萌寧 -4 古江彩佳 -4 9 笠りつ子 -3 渡邉彩香 -3 順位の続きを見る

明日も師匠譲りのショットが飛び出すか

明日も師匠譲りのショットが飛び出すか(撮影:上山敬太)

<フジサンケイレディス 初日◇23日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県)◇6439ヤード・パー71>

海外メジャー「ANAインスピレーション」に参戦し、帰国後に2週間の自主隔離を経て4試合ぶりの国内女子ツアー出場となった原英莉花。「戦闘モードにどれだけもっていけるか」と話していた久々の母国での18ホールを1イーグル・4バーディ・3ボギーの「68」で回り、首位と3打差の3アンダー・9位タイと上々の出だしとなった。

スーツに着替えたエリカ様

終わってみればいいスコアだが前半は躓いた。3番で1メートルを外すと、4番ではティショットが木の根元に行き、連続ボギーを叩いてしまう最悪の立ち上がり。

原因は隔離期間中、1年ぶりに起こったぎっくり腰。「暖かかったし、風も強くなかったのに恐る恐るでタイミングが合っていなかった。5番からは気持ちを入れ替えて吹っ切れた」。その後、6番でも1つ落として3オーバーとなったが、8番で1つ戻して折り返すと10番、12番で借金を返済すると、さらに16番では「自分をしっかり見つめて、自分の調子と冷静にプレー出来てる」と4メートルにつけてイーグルを奪取。18番もバーディで締めて、笑顔を取り戻した。

開幕前の会見から言われているのが、ここ川奈での師匠・ジャンボ尾崎の戦いぶり。かつて川奈では男子ツアーの「フジサンケイクラシック」が行われていたが、ジャンボは1987年に16番と17番でチップインを決めて優勝している。この日はその16番でイーグル。2日目の17番での活躍に期待がかかる。「17番は私の中ではすごい難関ホールで、ショットが良くない分、すごく難しく自分の中で映ってるけど、ジャンボさんが乗り移ってくれたらうれしいです」と茶目っ気たっぷりに笑った。

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