長野の柄沢健監督が退任。ヘッドコーチの山蔦一弘氏が、新監督に就任へ

3月31日、ボアルース長野は、柄沢健監督の退任を発表した。
あわせて、後任にトップチームのヘッドコーチを務めた、山蔦一弘氏が就任と、柄沢氏のセカンドチーム監督就任が発表された。

入れ替え戦に敗れ、3シーズンぶりにF2降格

2021-2022シーズン、F1・F2入れ替え戦の死闘に勝利し、F1残留を果たしたボアルース長野。オフシーズンを終え、新たなシーズンの指揮官として就任したのが、前年まで長野の育成組織であるヴェルメリオの監督を務めた、柄沢健氏だった。

柄沢氏にとって、2度目のトップチーム監督として挑んだ2022-2023シーズンだが、例年同様苦しい状況は続き、リーグ戦は3勝19敗でフィニッシュ。

3年連続で年間順位最下位でシーズンを終え、F1・F2入れ替え戦にも敗れた長野は、2019-2020シーズンに昇格以来、3年ぶりにカテゴリーを落とし、来シーズンはF2戦うこととなる。

後任を務める山蔦一弘氏は、指導歴こそ浅いものの、Fリーグ開幕初年度の2007年から2018年までFリーガーとしてプレーし、日本代表経験ももつ頼もしい存在だ。

自身の選手時代の経験を生かし、長野を再びF1の舞台に押し上げることができるか。

リリースは以下のとおり

■柄沢健監督退任と山蔦一弘ヘッドコーチ監督就任のお知らせ

この度、トップチームの柄沢健監督が退任し、トップチームの山蔦一弘ヘッドコーチが監督に就任することが決まりましたので、お知らせいたします。

柄沢健監督は、引き続きセカンドチームの監督を務めます。

・柄沢健 監督(KARASAWA Takeshi

生年月日:1973年3月30日
出身:長野県

【選手歴】
◇サッカー◇
1998年度〜1990年度 東海大学第三高等学校(現東海大学附属諏訪高等学校)
1994年度~1994年度 日精樹脂工業(株)サッカー部
◇フットサル◇
2002年度~2002年度 BANFF FUTSAL CLUB

【指導歴】
2004年度~2004年度 BANFF FUTSAL CLUB 監督
2008年度〜2009年度 薔薇/青木固研究所(株)フットサルクラブ 監督
2017年度〜2018年度 ボアルース長野 監督
2019年度~2021年度 ボアルース長野ヴェルメリオ 監督(2021年途中からトップチーム監督)
2022年度~2022年度 ボアルース長野 監督

【指導資格】
ブラジルサンパウロ州フットサル連盟ライセンス
JFAフットサル公認A級ライセンス

■コメント

ボアルース長野のファン・サポーター、スポンサー企業の皆さま、行政の皆さま、地域の皆さま、その他多くの関係者の皆さまにおかれましては、日頃よりボアルース長野を支え、熱いご声援をいただき誠にありがとうございます。
この度、2023シーズンよりボアルース長野ヴェルメリオ監督に就任することになりました、柄沢健と申します。
チーム目標にむけて、集団で群れになり泥臭く戦います。
そして、長野県の皆さまとフットサルを通じて『夢・希望・感動』の共有を目指します。
応援よろしくお願いいたします。

 

・山蔦一弘 新監督(YAMATSUTA Kazuhiro

生年月日:1982年6月13日
出身:大阪府

【選手歴】
◇サッカー◇
1999年度~2001年度 東山高校
◇フットサル◇
2007年度~2009年度 名古屋オーシャンズ(Fリーグ)
2010年度~2016年度 デウソン神戸(Fリーグ)
2017年度~2017年度 アグレミーナ浜松(Fリーグ)
2018年度~2018年度 バサジィ大分(Fリーグ)
フットサル日本代表(2002年、2003年、2007年)

【指導資格】
JFAフットサル公認B級ライセンス

■コメント

この度、ボアルース長野TOPチーム監督に就任する山蔦一弘です。 昨シーズンは、目標としていた『F1定着』を果たすことができず非常に悔しいシーズンとなりま した。自分自身、クラブの力になれず強い責任を感じています。 今シーズンは、より強い覚悟と責任感を持って、成長したボアルース長野をお見せできるように選手と共に戦います。 応援してくださる方々を、長野の街を笑顔にできるように精一杯頑張りますのでボアルース長野への変わらぬサポートをよろしくお願いいたします!

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