すみだ生え抜きの佐藤雄介が、現役引退を発表。「これからは一人の墨田区民としてフウガドールすみだを応援します！」

20日、フウガドールすみだは佐藤雄介選手の卒業（現役引退）を発表した。

フウガ生まれ、フウガ育ちの22歳が次のキャリアへ

佐藤雄介は、小学6年生の時にすみだのスクールでフットサルを始め、下部組織のフウガドールすみだウィングス（U-15）、ファルコンズ（U-18）サテライト・すみだバッファローズ（関東リーグ2部）とすみだの育成組織で順当にステップアップ。2021年8月20日に安藤大智とともにトップチーム昇格を掴みとった、2001年生まれの22歳だ。

ウィングス時代にゴレイロを務めた経験から、とくにパワープレー時には攻守において輝きを放った佐藤。
ファルコンズ時代には、第4回、第5回と全日本U-18フットサル選手権に出場。2年連続で準決勝以降まで駒を進めたものの、惜しくも優勝を逃し涙をのんだ。

すみだの生え抜き選手として、ファン・サポーターからも愛された佐藤は、試合中に「OK！」と連呼するスタイルから「OK佐藤」との愛称で親しまれており、今回の卒業発表にあたり、SNS上では「オッケー！いや（引退は）オッケーじゃないよ……」「寂しい」「次のチャレンジも応援するよ！」とたくさんの反響が集まった。

佐藤はクラブからのリリースにて下記のコメントを発表。

この度フウガドールすみだを卒業、そしてフットサル選手としてのキャリアを終わらせる決断をしました。
小学校6年生の時にスクールでフットサルを始め、約10年間このクラブにはお世話になりました。
この10年間は非常に濃密で様々な経験をすることができました。
もう来年からフットサルをする事がないと思うと少し寂しいですが、フットサル人生に後悔はないです。
ここまで支えてくださった、家族、チームメイト、陰で支えてくださった、スタッフの方々、スポンサーの方々、その他たくさんの方々のおかけでここまでプレーすることができました。本当にありがとうございました。
これからは一人の墨田区民としてフウガドールすみだを応援します！
今まで本当にありがとうございました！またどこかで会いましょう！

第18節に王者・名古屋に勝利し現在4戦負けなしのすみだは、次節リーグ最終戦にボルクバレット北九州をホームに迎える。

佐藤は現役最後にメンバーに入り、有終の美を飾ることはできるだろうか。

■次節試合日程

2月5日（日）