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【オーシャンカップ試合後会見/決勝】名古屋にあと一歩及ばず敗戦。上村充哉「前監督の良いところ引き継ぎ、少しずつ強いチームになっている」

6月5日、Fリーグオーシャンカップ2022の決勝戦が駒沢オリンピック公園屋内球技場で行われた。立川アスレティックFCは名古屋オーシャンズと対戦。第1ピリオド11分に先制されるも、16分と18分にゴールを決めてリードしてハーフタイムを迎えた。しかし第2ピリオドに3点を決められ、再び追う展開に。終了間際に1点を返し、パワープレーで最後まで同点弾を狙ったが、3-4のままタイムアップ。“立川アスレティックFC”になって最初の大会をタイトルで飾ることはできなかった。

名古屋 4(1-2)3 立川
11’アルトゥール
16’上村充哉
18’皆本晃
22’ダルラン
22’アルトゥール
33’水谷颯真
36’新井裕生

決勝で名古屋に2回とも勝つのは難しい

比嘉リカルド監督

──試合を振り返って。

悔しいです。いい試合、いい戦いができましたし、先につながる。全日本選手権で優勝した後、チームには「もう一度同じことをしたければもっとやらないといけない」と伝えました。決勝ではもちろん勝ち負けがあるので、負けて悔しいですが、負けて勉強にもなりました。名古屋と2回決勝で対戦し、その2回とも勝つのは難しい。ただ、王者とこういう戦いができたこともうれしいです。リーグでいい試合ができるように切り替えます。

──パワープレーの狙いが明確で、どこからでも勝負ができるように感じましたが。

自分の形があるんですけど、相手のディフェンスのやり方をスカウティングしてからどこから相手のバランスを崩して攻めさせています。ボールの回し方で練習どおりにやり、違う判断してしまうところあるので、選手のところでも準備しなければいけません。バランスを崩して上手くいくこともありましたけど、途中から中村(充)選手を取り組んで直接シュートを何回も打ちましたが、それも良かった。入らなかったのは残念ですが、そこは勝負の世界なので仕方がない。よく攻めてくれたことは良かったと思います。

──今大会を通じて、新加入の中村充選手がかなりチームにフィットしていたように見えました。

チームにとってすごくプラスになった選手だと思います。ポテンシャルが高いと思っています。これからもっと伸びていくためにも、時間が経てばもっと合わせられると思いますし、皆さんもっと期待してください。

──このオーシャンカップではどんな収穫があり、それをリーグ戦にどう生かしたいか?

昨季、全日本選手権で優勝できましたがFPが9人しかいませんでした。ケガ人も多く、1カ月休んでまだ練習に復帰できていない選手もいます。違う練習をしていて、まだフィジカルのキツい選手もいる。オーシャンカップ、Fリーグ、全日本選手権の3つのタイトルを狙いたいですが、そこへ向けてベストコンディションじゃないこともわかっています。時間が足りなかったという言い訳をしないように、リーグ途中からはもっと走れるチームを作れると期待しています。

負けたら終わりという気持ちを一人ひとりが持って

上村充哉

──試合を振り返って。

自分たちの力不足で負けてしまいました。名古屋のほうにチーム力があることは明らかです。ただまだリーグが始まっていなくてよかったなと。名古屋のほうが練習量も環境もよく、僕らより倍近く練習していると思います。それで環境のせいにしてしまうのか、追いつくために今の環境でどれだけできるのかで大きく違うと思います。それは今だけじゃなく、これからアスレで出てくる選手のためにもなると信じているので、いいチームを作っていきたいと思います。

──上村選手はキャプテンになってからはよく「良いチームにしていきたい」と話しています。この決勝の舞台でいい試合をしたように、現状良くなっていると思います。ですが常に勝ち続けるために必要なことは?

僕が大切だと思っていることは、日々の意識や取り組み方。先ほども言いましたけど、名古屋とは環境の差もありますが、僕らがそのせいにしたら終わりだと思っています。自分にベクトルを向けて、時間を見つけて、トレーニングしていきたい気持ちがあります。

あとは、良い試合をして、惜しかったと言われることもありますけど、その気持ちをなくしたい。絶対に勝たなければいけないので、惜しいとかそういうのじゃない。負けたら終わりという気持ちを一人ひとりが持って取り組みたいです。でも一つ言えることは、ウチのチームは良くなっています。

──パワープレーの練習はかなり取り組んでいるのでしょうか?

(代表活動で)マレーシアから帰ってきて練習に参加して、パワープレーの練習をしましたが足を痛めてしまってあまり入れませんでした。不安要素はありましたけど、(新井)裕生と(中村)充と(皆本)晃くんと(金澤)空がよくやってくれたと思います。もう1点取りたかったですけど、練習した成果が出たと思います。

──このオーシャンカップではどんな収穫があり、それをリーグ戦にどう生かしたいか?

数年前の話になりますが、谷本俊介さんが監督の時のテーマの一つに「隣の人を輝かせる」というものがありました。谷さんの元でプレーしていた選手が今も多いので、その思いを持っている選手が多い。今季はジョーや内田隼太がいなくなり、充や上林快人が入ってきました。ウチは誰が出ても、自分以外の4人の良いところを出そうという思いを持てています。谷さんやマルコス(山田マルコス勇慈)が監督だった時のいいところも引き継ぎ、比嘉監督になって新しいものも増えているので、伝統じゃないですけど、少しずつ強いチームになっていると思います。といっても準優勝なので、リーグ戦と選手権はタイトルを取れるよう、チーム一丸となって頑張りたいです。

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