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“日本一”から2日後の衝撃発表。トルエーラ柏の「F2ライセンス交付」が決定、「F1競技基準を満たしていない」ため13日、14日の入替戦を前に“F2残留”へ

9日、Fリーグはトルエーラ柏の2021年度のライセンスについて、Fリーグが定めるF1ライセンスの競技基準を満たしていないことからF2ライセンスを交付することが決定したと発表した。

全日本選手権で日本一になったばかりだったが……

柏は3月13日、14日に駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で開催されるFリーグ2020-2021 ディビジョン1・2 入替戦に出場するが、試合結果に関わらず2021-2022シーズンもディビジョン2で戦うことになる。

今シーズン、F2で全勝優勝を果たした柏は全日本フットサル選手権でバルドラール浦安や名古屋オーシャンズ、バサジィ大分、フウガドールすみだといったF1チームに“4連勝”して日本一に輝いていた。

キャプテンの白方秀和が「僕たちには入替戦が控えていて、それが第一目標」と話していたように、今シーズンの彼らは「F1昇格」を最大の目標に定めてきたが、入替戦を前に来シーズンの昇格は見送りとなった。

なお、FリーグがTwitter上で発表した17時半の投稿は一気に拡散され、柏の昇格見送りを残念がるファン・サポーターの声や、リーグに対して「ライセンスの基準は?」と声を挙げる投稿も相次いでいる。

【お知らせ】ディビジョン1・2 入替戦に関わるトルエーラ柏のライセンスについて

トルエーラ柏にF2ライセンスを交付することが決定しました。トルエーラ柏は入替戦に出場しますが、試合結果に関わらず2021-2022シーズンもディビジョン2で戦います。#Fリーグ pic.twitter.com/gBeAsi9cLK

— Fリーグ (@fleague_t) March 9, 2021

Fリーグは、2018シーズンを前に「Fリーグクラブライセンス制度」を導入し、「トップリーグ加盟のために、競技力だけでなく、試合会場となる施設、クラブ運営法人に関する組織面、財務面、法務といった各基準を満たすことを定めました。Fリーグクラブクラブライセンス制度の導入は、Fリーグへの参加基準を明確化し、ホームタウンとなる市町村との関係をより強固にして、地域に根ざす健全なクラブ経営に務めることでトップリーグの活性化を図っていくことを目的としています」と伝えていたが、参加基準は広く一般には公にされていない。

そのため、入替戦を前に「昇格できない」事実が発表されたことや、基準が明かされないことへの不満も噴出している。F1で最下位となったボアルース長野とF2で優勝した柏による入替戦は13日に第1戦、続く14日に第2戦が駒沢屋内球技場で開催されるが、両チームの監督や選手、チームとしては、複雑な心境での試合となることは間違いない。SNS上では、ファン・サポーター、選手、OBや関係者からリーグの詳報を待つ声も広がっている。

リーグからのリリースは以下のとおり。

Fリーグ2020−2021 ディビジョン1・2 入替戦に関わるトルエーラ柏のライセンスについてのお知らせ

日本フットサルリーグ(以下、Fリーグ)は、3月7日(日)に開催した一般財団法人日本フットサル連盟の理事会において、トルエーラ柏の2021年度のライセンスについて、Fリーグが定めるF1ライセンスの競技基準を満たしていない事からF2ライセンスを交付することが決定しましたので、お知らせ致します。
なお、上記に伴い、トルエーラ柏は3月13日(土)、14日(日)に開催するFリーグ2020-2021 ディビジョン1・2 入替戦に出場しますが、試合結果に関わらず2021-2022シーズンもディビジョン2で戦うことが決定しました。その他のチームの2021年度交付ライセンスについては、改めてお知らせいたします。

Fリーグ2020−2021 ディビジョン1・2 入替戦 大会概要

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