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【女子Fリーグ プレーオフ決勝 第2戦/浦安vs神戸】第1戦で手にしたアドバンテージを生かせず。リーグ初優勝目前で涙を飲んだ浦安。「正直、今シーズンはできすぎていた」(浦安 米川正夫監督)

26日(日)、たけやま3.5 Presents 日本女子フットサルリーグ2019/2020 supported by GAViC プレーオフ決勝 第2戦が武田テバオーシャンアリーナで行われ、バルドラール浦安ラス・ボニータスはアルコイリス神戸に4-9で大敗。第1戦は4-3で勝利していたが、2戦合計スコアで8-12と逆転され初優勝を逃した。

リーグ1位でプレーオフ決勝に出場した浦安にとっては、第1戦で得た1点のリードがあり、同点以上で優勝を決められる戦い。しかし、序盤からペースを相手に握られてしまった。2分に先制を許すと、3分に中央から伊藤佳穂がゴールを奪って同点に追いついたものの、9分、16分にも失点。この時点ですでに、合計スコア5-6と上回られて試合を折り返した。

意地を見せる浦安は後半、わずか23秒でキックインから中央でヘディングした平井成美が、こぼれ球を自ら押し込んで、同点(合計スコアも6-6の同点)とするが、23分、26分に失点。32分に1点を返したが、その11秒後に再び取り返され、あとがない状態で終盤へ。すると35分、平井が決めて合計スコア8-9に。

あと1点を取れば優勝——。そこで浦安はパワープレーに最後の望みを託したが、この選択は奏功せず。38分、39分に失点して、勝負あり。浦安は初優勝を目の前にして、最後に勝ちきることができなかった。

第1戦も第2戦もうまくいった感じがなかった

米川正夫監督(バルドラール浦安ラス・ボニータス)

──今日の試合を振り返って。

細かいことはいろいろありますが、第2戦で、第1戦でもそうですが、うまくいったなという感じがなくて。この試合はことごとく悪い方向にいきました。各局面で相手がよくて、それが結果にそのまま出ました。

──第1戦は1点差で勝利して、1点取られて同点でも優勝というリードがある状態。改めて、試合前には何を意識して、選手に伝えたのでしょうか?

点差は気にしないこと。守りに入ってしまうのが嫌だったので。日常から、ゲームの流れや、その時々でどんなプレーをしないといけないのかという判断ができていなくて、そういうプレーが露骨に出ました。入り方としては特別何かを意識しなかったのですが、結果はよくなかった。反省しています。

──厳しい言葉があったが、一方でシーズンを通して強さとうまさを出せました。そうした成長も感じたシーズンだったのではないでしょうか?

正直、新しい選手が半分くらい入って、1年目でどこまでいけるかというところはありました。ところが、思いのほか結果が出て、リーグでも1位で通過してプレーオフ決勝を決めて、できすぎていたという気持ちも正直あります。築き上げているものはいいのですが、実行力のところで物足りないなかで結果が出ていました。そうしたところが最後に出て、経験のあるアルコに完全にやられてしまいました。

庄子彩(バルドラール浦安ラス・ボニータス)

──今日の試合を振り返って。

相手の方がよかったですし、いいところをつぶせませんでした。自分の役割を出せなかったです。

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