
バスケットボールでシュートを決めるコツ
ゴール下のシュートはバスケ経験者であれば比較的簡単ですし、身長が高ければダンクシュートもできるかもしれません。
しかし、ミドルシュートやスリーポイントシュートは、バスケ経験者でも難しく、敵のディフェンスのない状態でも成功率50%を下回ってしまうプレイヤーも多いはずです。
シュートの正確性を上げるためには、多くのシュート練習が必要不可欠ですが、シュートの上手いプレイヤーになるにはそれだけでは不十分です。
NBA屈指のシューターであるステファン・カリー選手のように次々にシュートを決めるためには、やはり「コツ」を習得する必要があると言えるでしょう。
この記事では、そんな「バスケットボールでシュートを決めるコツ」について解説していきたいと思います。
シュートの基本
バスケットボールのシュートのコツを上げる前に、「シュートの基本」を習得しておく必要があります。
これはバスケに限らず、すべての物事に通じる概念で、基本がしっかりしていなければ応用技も正しく身に付けることができません。
ボールの持ち方や姿勢
まずは利き手の手のひらにボールをべったり付けるのではなく、指と指の付け根に乗せます。
人差し指と中指の真ん中にボールの中心が来るように乗せると、コントロールしやすくなります。
これは女子バスケのツーハンドシュートでも同じようなイメージになります。
ワンハンドの場合は、左手はボールに添えるようなイメージでOKです。
利き手の肘を開いてしまうとボールコントロールが難しくなってしまうので、肘はゴールの方へ向けます。(内側に絞る)
体の向きも未経験者の人は斜めになってしまいがちですが、しっかりとゴールに向けます。
足は肩幅に開き、腰を落としお尻を後ろに突き出します。
この時、利き手側の足を若干前に出すと綺麗にシュートが打てるはずです。
シュートを打つ際のポイント
バスケットボールの持ち方や姿勢を覚えたら、実際にシュートを打ちます。
この時、ボールを頭の上に持っていきますが、肘と肩が水平にすることがポイントです。
膝のバネを利用したその力を逃さないように上半身も連動させてシュートを打ちます。
ボールを手からリリースする際は、体が横に流れないように意識しながら、手首をしっかりと返します。
シュートを打った後に手首が返った状態で止められるほどフォロースルーを意識すべきです。
あごが挙がらないように気を付けることもポイントです。
この時、あごを引き視線はリングに向けるようにしましょう。