• HOME
  • 記事
  • 野球
  • 「ゴン攻め」から「ゲシる」まで! 東京五輪のバズった解説7選

「ゴン攻め」から「ゲシる」まで! 東京五輪のバズった解説7選

7月23日に開幕した東京2020オリンピック。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、宮城県以外の全ての会場が無観客開催となったことや、大都市を中心に発出されている緊急事態宣言の影響で、自宅観戦がトレンドになっている。

そうした環境下で、これまで見たことも聞いたこともなかった競技に触れる機会が増えたことは間違いない。さらに観戦者を引き込む「名物解説者」が登場したことで、注目されづらかった競技にも人気集まっている。

そんな一躍脚光を浴びた“人気解説者“を紹介しよう!

感覚的で“イマドキ”ストリート系解説

瀬尻稜(せじり・りょう)スケートボード

東京五輪で誰よりも有名になったと言っても過言ではないのが、スケートボードの解説・瀬尻稜さんだ。24歳の彼が発した飾ることのないこんな表現が、SNS上でも大きな話題となり、あらゆるメディアでこぞって取り上げられ、なおかつ「わかりやすい」という賛辞が集まった。

「鬼やばい」
「ゴン攻め」
「ビッタビタ」

実は、瀬尻さん自身もプロスケートボーダーとして輝かしい経歴を持つアスリートである。幼い頃からアジアを中心とした国内外の大会に参戦すると、11歳で最年少AJSA(日本スケートボード協会)グランドチャンピオンに輝き、2012年には16歳にして3年連続4回目のAJSAプロツアータイトルを獲得した。それ以降も世界大会に出場するなど“五輪に出場してもおかしくない”と言われるほどの実力と名声を手にしてきた人物である。

そんな瀬尻さんは今回、東京五輪の解説者としてテレビに登場。冒頭のような感覚的で感情的な表現のみならず、的確な技の説明が好印象を受け、じわじわと人気が高まっていったのだ。

スケートボード・男子ストリート決勝では、堀米雄斗選手の優勝に際して「おれはめちゃめちゃ感動しました」と、興奮気味に伝え、表彰台のシーンでは「スケートボードのストリートの魅力が今後広まっていってほしい」と、スケートボード界の関係者の想いを代弁した。

瀬尻さんの率直な想いを目の当たりにした視聴者たちは、「わかりやすい」「愛着を感じる」と共感し、Twitterのトレンドランキング1位に「スケボー」がランクインするムーブメントなった。

勅使河原大地(てしがわらだいち)・BMX

BMXフリースタイルの解説で視聴者を盛り上げたのが、解説の勅使河原大地さんだ。以下に挙げた数々のパワーワードは、SNSでも数え切れないほど引用され、拡散していった。

「ゲシる」
「キャンキャン」
「ビタ着」

今大会から五輪の正式競技となったBMXにおいて、勅使河原さんは、競技歴20年を誇る、日本における第一人者だ。父親の影響を受けて5歳でBMXに挑戦すると、中学卒業後に海外へ渡り、15歳で早くもプロとしての活動を開始。国内外の様々な大会で優勝を果たしてきた。。

勅使河原さんが人気を博したのは、常にハイテンションな「パリピ解説」。BMXの男子フリースタイルの予選にあたるシーディングランで、19歳の中村輪夢が87.67点を獲得して2位となったランでは、選手がジャンプを決めるたびに「イェーーイ!」「イエス!」と叫んで盛り上げた。

冒頭で伝えた“パリピ解説”は、選手が着地を完璧に決めた際の「ビタ着」、着地で角や水平面にタイヤが着いて減速する「ゲシる」、ジャンプ中に片足を出した際の「キャンキャン」の意。

日常的にBMXに馴染みがない人からすると謎のワードだが、これぞまさに勅使河原BMX用語集。スケートボードの瀬尻さんとともに、若い年代の選手を中心に隆盛するストリート系競技らしい、“イマドキ”のフレーズをそのまま伝えた解説が人々の心をつかんだ。

関連記事