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青山学院大学 太田蒼生

【青山学院大学 陸上競技部 太田蒼生選手インタビュー】 大きな大会ほど楽しい。夢は世界で活躍すること。

大きな大会ほど楽しくて、強くなれる

青山学院大学 太田蒼生

ーー去年、怪我をされてPFC-FD™療法を受けられましたが、どのような状態だったのでしょうか。

去年2月に滑液包炎(かつえきほうえん)と膝蓋腱炎(しつがいけんえん)になりました。そこから、メディカルパートナーであるセルソースとオーバル中目黒整形外科のバックアップによりPFC-FD™の投与治療を受けました。2回目の投与では一週間以内に痛みが取れ、早期に練習復帰することができたのでよかったです。

ーー怪我をしないために意識していることはありますか?

「怪我をしづらいフォームづくり」を意識しています。定期的に走っている動画を撮り、自分で見たりトレーナーさんに見てもらったりして、都度フォームを修正しています。

実は、箱根駅伝を走った翌日に体調を崩して、一週間練習を休んだんです。そこから練習を再開したら、また同じ箇所が痛むようになってしまいました。ただ、前回痛めた時と違うのはフォームの修正が出来ていること。なので、痛みが取れて練習に復帰出来たら、今回は再発の可能性は低いだろうと考えています。

ーー青学OBである神野選手(セルソース)は、太田選手のことを「駅伝男」と表現していました。駅伝では外さない、ということだと思いますが、ご自身でも大舞台に強いという感覚はありますか?

自分でも、規模が大きな大会ほど強くなる感覚があります。楽しさと強さが比例しているのだと思います。大きな大会ほど、自分の中で盛り上がるんですよね。

僕の中では、大会の“目的”が強く影響していると捉えています。例えば、記録会は「記録を出すこと」が目的ですが、箱根駅伝は「楽しむため」の大会だと思っています。なので、記録会はあまりテンションが上がらない(笑)。

箱根駅伝は沿道に観客の方もいっぱいいますし、今年は声を出しての応援も解禁されていました。沿道からの声援はやっぱり気持ちが上がります。

箱根は通過点。夢は世界で活躍すること。

青山学院大学 太田蒼生

ーー今年の箱根駅伝を振り返っていかがでしたか。

チームとして準備出来ていたかどうか、が大きく出たと思います。また、選手各人の経験の差、というところも。中央大学以外はベストメンバーを揃えられませんでしたが、その中でうちは色々とズレてしまった。

登りの区間である5区を走る予定だった若林が急遽走れなくなり、下りのイメージで準備してきた脇田さんが急遽登りになってしまった。特殊区間である山登りの所でメンバーが変わったのは大きかったと思います。テレビで見ていても、走り方が「下りの走り」になっていたので、仕方なかったのかなと。

ただ、僕自身はベストな走りができると思っていたので、全力を出すのみでした。

前日の刺激走の時点でかなり調子が良いことは確認できていて、当日もスタートラインに立った時点で99%のイメージが出来ていた。自信を持って走り始めましたが、走ってみたらイメージ以上に身体が動いてくれました。その時に膝の痛みが出ていなくて、本当によかったなと思います。

ーー太田選手の今後の抱負・夢を教えてください。

オリンピックや世界の大会に出て優勝することです。パリの次のロサンゼルス五輪、そしてその次の五輪くらいまで活躍し続けたい。

出場している選手の殆どが日本人である箱根駅伝で、区間2位や区間賞レベルでは、まだまだだと思っています。まず、来年は2区で区間新を出したいですし、東京マラソンでの優勝も狙っています。

「世界を目指す」と胸を張って言えるようになったのは、青学に入ったお陰です。青学に入ってから沢山の出会いがあり、色んな刺激を受けて価値観・目線が変わりました。

また、これまでと練習方法も変わって結果が出せるようになり、どんどん目標が高まったと感じます。気持ちの部分でも、身体の部分でも、凄く成長を感じています。

青学に入ったことは、僕の人生の中で本当に良い選択でした。

ーー最後に、読者の方に向けてメッセージをお願いします。

いつも応援ありがとうございます。今は本当にたくさんの方の力をお借りして競技を続けることができています。その分、皆様に競技を通して感動や喜びを届けられるよう日々頑張っていきますので、引き続き応援よろしくお願いします!

記事提供:セルソース株式会社
https://note.cellsource.co.jp/n/n23353930cdb1

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